2014年4月8日火曜日

短距離血統が長距離だからと言ってすぐに切れるわけではない

短距離血統

馬券検討に血統を重視しておられるかたも
大勢いらっしゃるかと思います。

もちろん、血統は馬券予測に必要のない
要素だとは言いません。

競馬を楽しんでおられる方は、しばしば
目撃されているのではないでしょうか?

長距離レースで明らかな短距離血統が
勝ってしまうところを。

馬券予想 短距離血統 長距離適正


その馬が短距離血統なのに
距離適性が長距離にある・・とういうこともなく
どちらかといえば・・距離適性が短距離にある
そんな馬でも、長距離レースで勝負に
なるときがあります。

道中のペースが歩くようなスローペースの場合は
最後の直線の「よ~い どん」になる場合がありますが
そんな場合は短距離特性の長所を生かして
瞬発力で勝ってしまうこともあるのです。

もちろん、長距離適正がためされるような展開の場合は
絶望的ですが、長距離レースはスローペースが多いので
「短距離血統=キリ」と単純作業での「消し」は
やめておいたほうが良いです。

とくに、人気のない先行馬の場合、
瞬発力にまさる短距離血統ですから
マークもなく余力を残した状態で
最後の直線までいけた場合
波乱の原因となります。


馬券のセオリー

短距離血統だからといって、長距離レースで無条件に
「消し」にしてしまうと、展開次第では瞬発力の生きる場合も
あるので、レースの展開をイメージすることも
忘れてはいけない。