2014年5月14日水曜日

軸馬の好走レースをチェックして穴馬をおさえる

軸馬

こんなことないですか?
レースで軸馬を当てたけれどヒモが抜けた・・。

しかも・・ヒモにつっこんできたのが人気薄で
大きな馬券になった。

ある法則にさえ知っていれば・・・とれていたのに。


キズナさん ごめんなさい・・・

そのある法則とは?

軸馬にした馬が好走したときに負かした馬。
その負けた馬が・・ほとんど着差もないのに
別路線からの人気の馬の影に隠れて
大きく人気を落としているときです

軸馬が1着になるなら、そんなに着差も離されずに負けた馬が
レースで軸馬に肉薄することは可能であるはずです。

2014年の春の天皇賞を覚えておられるでしょうか?

人気を集めたのは

  1. 競馬ファンの大きな期待をあつめたキズナ
  2. 去年の覇者 フェノーメノ
  3. オルフェーブルさえいなければ・・ウインバリアシオン
  4. 前走、覚醒した走りで他を圧倒したゴールドシップ
大方の人は、この4頭から軸を決めたはずです。

結果・・・昨年の覇者フェノーメノが見事に優勝したのですが
4頭の人気がありすぎたために・・・
この4頭の組み合わせで馬券を選んだ人が
圧倒的に多かったため・・一頭が3着に割り込んで来て
3連複でも4万円近い配当になりました。

その波乱をもたらしたホッコ―ブレイブは穴馬なのでしょうか?

人気の一角・・ウインバリアシオンの前走(2500m 日経賞)を見てみると・・

2014 日経賞 着順



ウインバリアシオン 1着  
ホッコーブレーブ  2着
その差・・・1 3 /4馬身

これを見て・・多くの競馬ファンは
とくに・・ウインバリアシオンを軸にした人は
「とれてた~」と叫んだのではないでしょうか?

なぜ?ウインバリアシオンを軸にしたのに
そのすぐ後ろにいたホッコ―ブレーブは
天皇賞で消すほどに・・軽視しなければいけなかったのでしょう?

近走で・・軸馬とそれほど差がない着差の走りをした馬を
軽視して、同じレースに出走しているにも関わらず
馬券的に消したために大穴馬券を逃した

多くの人が・・数えきれないくらい経験しているはずです

なぜなら・・・
多くの人が・・何度も何度も同じ過ちを繰り返している証拠に
そのような馬券は繰り返し発生し・・大穴馬券になっていることです。

とくに・・レースが前走と同じ距離、コースであるなら警戒しなくてはいけません。

また、軸馬が好走したときに好走してしる馬が
同じレースに出場しているときも警戒しなければいけません。

軸馬がハイペースに強い馬なら、そのヒモ馬の好走パターンも
同じである可能性が高いですし、
軸馬がレースを支配する馬である場合
同じような展開になる場合がありますので
ぜひ、チェックしてみてください。

馬券のセオリー

軸馬と着差が大きく変わらない馬は
本番でも同じような位置を確保できる可能性があることを
忘れてはいけない。


追伸

天皇賞は・・ずばりウインバリアシオンを軸として勝負しました。
個人的には天皇賞は3連複なら
ウインバリアシオン、フェノーメノ、キズナ
この3頭の組み合わせ以外を買うとなると
「総流ししか・・・ないかな?」と考え
迷ったあげく・・・3連複は1点勝負

馬連がついたおかげで・・精神的には
さほど傷つかずにすみましたが・・

ご存知のとうり・・
この記事のセオリーどおりの結果となってしまいました。
人は馬券を絞ることに快感を覚えがちになりますが・・

「やはり・・・競馬は紛れのあるスポーツだな~」と再認識。

ホッコ―ブレーブがその着差を縮めすぎた

もしも・・・前走の日経賞ほどの着差であれば
キズナが踏ん張り3連複は取れていたでしょう。

ホッコ―ブレーブの距離適性の見あまり
キズナの距離適性or骨折(レース中だと発表)
などなど・・・・

人間はすべての要素をチェックできるわけでは
ありません。
ゆえに・・・馬券に紛れはつきものです。

絞れてオッズがソコソコのレースは
やはり・・1年に2,3回あったら御の字ではないでしょうか?