調教時計
競馬新聞で大きなスペースをとる調教欄。
非常に細かくどのような調教がなされていたか書かれています。
調教コースがウッドか坂路、また最後の1ハロンの時計などなど。
馬券はできるだけ多くの情報から判断して
検討するに限りますが
あまり調教欄の時計は気にする必要はありません。
1番時計を出したからと言ってレースで勝つわけでは
ありませんし。
逆に、レース前に無理をするそのプロセスを疑ったほうが
正解に近づくことも・・。
もちろん普段、調教掛けしない馬が
いつもより
早い時計を出せば好調と判断できますが(そうとは限らないこともあります)
それは同じ馬の過去と比較してのことで
調教時計を他の馬との比較に使うと
痛い目にあいます。
調教助手とジョッキーでは体重が明らかに違いますし
ハンデ戦を見ればわかるように
馬が背負う斤量が1キロ変わるだけで
ガラッと変わってしまう世界です。
調教は、あくまでも時計の速い、遅いを比べるのではなく
また、ほかの馬と比べるのではなく
その馬の過去の調教から
その調教がレースにつながるかどうかを判断するものなのです。
馬券のセオリー
調教は時計を重視するのではなく
その馬の過去の調教と比べて
判断する。