馬体重の増減
馬体重の増減も馬券検討の重要なファクターではありますが
10キロ以内の増減であれば、さほど気にするほどのことではありません。
馬体重で目を光らせなくてはいけないのは
ローテーション異常、通常と異なる場合は
大きな増減があるかどうかチェックする必要があります。
たとえば、3か月の長期休養明けの体重が
20キロも30キロも増えていれば
パドックで全体的に緩い印象を受けるか
成長と判断できるかなどチェックしなくてはいけません。
しかも、ただ増えた・・減ったと単純に見るのではなく
ベスト体重に対してどうなったかを判断しなければいけません。
ベスト体重が450キロの馬が連戦で体重を30キロ落とし・・
そして長期休養に入った。
放牧後に
レースに使われる時の馬体重発表が
プラス30キロの450キロだった場合
プラス30キロを嫌うより
理想体重に戻ったと判断するほうが自然です。
もし450キロがレースを戦う上で理想体重ならば
プラス30キロだからと嫌って馬券を買わなかった人は
残念な結果になってしまうのではないでしょうか。
馬体重の増減は、あくまでも理想体重との比較
馬券のセオリー
馬の体重からすれば10キロ前後の体重の増減は
さほど気にすることもない。
ただし、長期休養明けなどローテーションが異常な場合は
注意深く見る必要がある。